新人看護師の悩み

どんな職場でも新人というのは緊張します。新しい環境、新しい先輩、新しい同僚…。一般的な仕事やアルバイトでも新人の頃はいろいろと分からないことが多く、それだけでストレスを感じてしまいます。仕事に慣れていないのでミスをすることも多く、先輩から叱られることもたびたびでしょう。

新人看護師の場合は一応白衣は着ていても経験としてはほとんど素人同然なので、何をするにも緊張の連続です。患者さんも新人だからといって大目に見てくれる人ばかりではありませんし、聞かれてもわからないことだらけです。
そこで、ここからはそんな新人の看護師がどんなことを悩んでいるのか、どんな点で困っているのかについて見ていきたいと思います。

『病院にはいろいろと略語があります。アルメン(アルコール綿)とか、ステる(=亡くなる、の意味)とかいろいろ。ある程度学校でも聞いてはいましたが、現場でとっさに言われたり、そこでしか使っていないような言い方だと分からなくてまごついてしまいます。そのたびに「○○のことだよ!」と怒られてしまいますが覚えるのも大変で苦労しています』

『仕事を始めてまだ三カ月ですが、もう先輩たちについていけません。何をしたらいいか分からなくてまごついていたら怒られるし、かといって聞きに行くと「そんなことも分からないの?」と怒られます。いったいどうしたらいいのか分からなくて、毎日の出勤が嫌で嫌で仕方ありません。出勤の前になると気が重く憂鬱で、最近では胃が痛くなってきます。プリセプターどころか師長や他の先輩までみんな意地が悪く、誰にも相談できません』

『私と、一緒に入った同期生との間で先輩たちの対応の差があるのが許せません。私だとちょっとしたミスでもきつく言われたりするのに、同期の子には妙に優しく「いいよ、いいよ」なんて言っています。別に私が仕事ができないとか、同期生の方が目立って優れているということもないのに納得できません。休憩時間も同期の子は笑いながらおしゃべりしているのに私はうつむいているだけです。一体何がいけないのか分からなくて毎日憂鬱です』

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最近では新人看護師の指導のためにプリセプター制度(新人に専任の指導役がつくこと)を取っている病院が多くあります。これは、新人の指導役を固定することで具体的な仕事の指導を一本化したり精神的な相談役になることを期待した制度です。しかし、この制度では教える側と教えられる側の相性や指導役の技量も問題になってくるので必ずしも優れた制度とは言えないようです。

本来であれば新人をゆっくり育てていくべきなのでしょうが、現場の忙しさや早く使えるようになってほしいという焦りもあってついつい新人をなおざりにしたりきつく当たってしまうという事もあるようです。教えられる新人が分かりにくいと感じていたり、他の新人と差があると感じる場合には受け入れ側に問題があるとしか思えません。確かに、仕事の性質上、なあなあでやってもらっても困りますが、「新人は怒って当然」といった風潮が普通になっているような現場も、現代的な感覚からすれば改善するべきだと思われます。



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